このお店に初めて来た人は、このお店の正体、建物の前に無造作に出されている色々な植木、展示物に、不思議な楽しみを感じる事でしょう。
展示物を過ぎて、建物に近づくと、今度は入り口に戸惑いながら、その場で立ち止まり周りを見渡すと、木製の椅子、小鳥の巣箱など、普通のお店ではなかなか見られないものを発見してしまいます。
日本ミツバチの蜂蜜も価格表示がされて置いてありました!
那須では養蜂を個人でされている人も居るようで、養蜂巣箱を製造販売している人ともお会いしたことがありました。

そうこうしていると、階段の上から一人の女性が下りてきて、やっと、このお店の正体が判明することになりました。とても物腰の柔らかく上品な感じの女性に案内されて、階段を上り建物の中に入ると、先ずは、その特別な空間に子供の時のように何故かワクワクした気分になりました。

デッキの窓の外には那須高原の田園風景が広がります。
デッキは決して広くは無いスペースだが、そこにはところ狭しと無数の種類の物があることに気が付き、そして、自分の居る目の前を注意してみると、その物は普通のお土産店で販売しているような工業製品とは違う物である事は私でも分かりました。
デッキの奥には木工所があり、貴重な実際の作業風景も拝見させていただきしました。この木工所では注文して、椅子などの家具、または工芸品などを作成していただけます。
お話を聞きましたが、材質から拘り、一生ものの頑丈な製品作りをされておりますので、既製品では気が済まないわがままな人達から人気があり、納期には少し時間が掛かる様でした。
ここに置かれている商品はすべてオンリーワンの商品で、陶芸品、陶磁器、木工品、手芸品など、すべてが那須の地元の人々の手作り作品なのです。
そして、ワクワクが少し落ち着いてから、一つ一つの商品を見ていると、途中で商品の数の多さに気が付き、また、ここの商品をすべて見るのには多くの時間が必要になることが分かりました。
帰り際に、ここの案内をしていただいた女性より、うれしいお言葉がありました。
「デッキ白樺」に遊びに来てくれたお客様にはお茶のサービスがあるとの事です。
また、屋外に置かれている植木はこれからが本番で多くの種類が入荷予定だそうです。
次回は、このデッキでいろんな手作り作品をゆっくりと楽しめるような時間を作ってからお邪魔しようと思いました。








